遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
2021年がはじまりました。
新年早々、保管場所証明申請(車庫証明)の捺印廃止の連絡がありました。
菅内閣発足後、加速した、行政手続きに伴う押印廃止の流れを受けたもので、
押印なしで、車庫証明の申請書が、警察署にて受理されるようになります。
押印廃止は、個人、事業所等の法人いずれの申請においても適用され、
記名は、ゴム印による印字も、形式的要件を満たしたものとし取り扱われます。
長年、車庫証明の申請書には、押印されてきました。押印には、本人確認を
担保する役割があったと思いますが、現在のコロナ下の中、脱押印、デジタル化の
政府の動きは加速しています。
江戸幕府から明治政府発足後、日本各地にあった各藩のお城は、急速に取り壊されました。当時の人々は、新しい世の到来を感じていたのだとは思いますが、私は、現在、急速に進む日本の行政分野での押印文化の取り壊しに、少々、戸惑いも感じてしまいます。