全国相続協会7月の研修会参加について

 今月のテーマは、

 『士業は認知症にどう向き合うのか? ~認知症の基礎知識~でした。

 日本には、2020年現在、65歳以上の高齢者の認知症は推計で630万人おり、65歳以上の高齢者の4人に1人が、すでに認知症か、認知症予備軍にあたるそうです。

 加齢による老化とは異なり、病気として認知機能の低下を診断されます。

 研修では、認知症の診断のスタートとして、長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)が紹介されたので、実際、自分でやってみましたが、今でも難しいところがあり、高齢者も生きずらい世の中に感じました。。

 士業として、高齢の相談者に関わると、本人に意思能力があるかどうかで、契約等の

法律行為が無効となる場合があったり、訴訟になってしまうリスクがあることも、判例を交えて指摘されました。

 内容が盛りだくさんで、かつ、講師の経験談も交えての研修だったため、今回は、特に時間が足りないと思える研修会になりました。今後の相続相談業務に活かしたいと思います。