今朝の新聞記事について

 購読している中日新聞で、日曜日はサンデー版が入ります。毎週、表面が大図解シリーズの特集面なのですが、今週は「相続トラブル激増」の表題で、相続に関する記事が載っていました。

 2000年以降、家庭裁判所での遺産分割協議調停・審判件数は年間1万件超え、ここ10年ほどは、1万5000件で推移しているとありました。調停・審判とは、相続人間での話し合いである遺産分割協議でまとまらない時に、裁判所での話し合い、裁判官の判断を待つことです。現在の年間死亡者数からすると、相続時に、100件に1件近い割合で、トラブルになっていると言えます。

 記事の中では、遺産額が1000万円以下であったり、都市部での持ち家が紛争の対象となっているケースを紹介していました。

 時事テーマを取り上げて、特集するケースの多い本シリーズで、相続トラブルが取り上げられたのは、世間でも相続に関心が高まっていることと思い、参考になりました。