遺言書について

 遺言についてのDVDを観ました。

 遺言書は、遺言者の意思表示を、遺言者の亡くなった後に実現するためのものです。ただし、遺言で出来ることは、決まっており、自分の財産の分割方法の指定や、遺贈、

遺言執行に関することなどになっています。

 遺言書の書き方は、大きく分けると、自分で書く自筆証書遺言と、公正証書遺言になります。その他に、秘密証書遺言があります。

 自筆証書遺言は、お金を掛けず、いつでも、自宅でも書けますが、法律で定められた書き方で書かないと、遺言書として有効にならない場合がある点と、遺言者の死後、裁判所で検認手続きが必要な点で、注意が必要です。

 公正証書遺言は、費用は掛かりますが、自分で全部を書く自信のない方や、自分での保管・管理に不安のある場合に、公証役場という所で、自分の書きたい内容を伝えて、公証人に作成してもらうもので、有効性が争われるリスクが低いものを作成したいときに利用します。