10月に入ってから、保険会社や年金機構から、保険料や社会保険料の控除証明が届くようになりました。
年末調整は、給与所得者が、毎月の給料から引かれていた(源泉徴収）所得税の年間の合計額と、実際に納めないといけない所得税の年間額とを合わせる手続きです。基礎控除や配偶者控除の他に、保険料の場合、納めた保険料額により、一定額が所得から控除されると、所得が減り、それに合わせて源泉徴収で所得税を納めすぎていると調整されます。手続きは、勤めている会社で行ってくれると、確定申告をする必要がなくなり、手間が省けます。
一方、確定申告は、年が明けてから、個人事業主の場合、前年一年間の所得を申告する手続きです。今年の春、令和２年分はコロナ下の影響があり、申告の手続き期間が、例年より一か月延びていました。宣言、規制解除後の現在は、新規感染者数が減少の一途を辿っていますが、来春は、どうなるのか今から気がかりです。
