遺言書の作成と、亡くなった後の相続手続きの中で、財産目録を作成します。
不動産に関しては、相談者からお聞きした内容について、最初に、毎年、春先に所有者に送られてくる固定資産税納税通知書を探してもらい、持参してもらうようにお願いしています。
固定資産税納税通知書には、土地の地番が載っています。土地の地番は、普段使っている住居表示とは、別の場合があります。また、発行年の１月１日現在の土地又は建物の評価額が載っています。
次に、実際に所有権があるかを、登記で確認しなければいけません。その為、不動産の登記簿謄本を請求し、確認することなります。固定資産税納税通知書があれば、載っている地番をを請求書に記載すればいいのですが、ない場合は、昔であれば、法務局に備え付けられている、ブルーマップを見なければいけなく、面倒でした。
不動産の登記簿謄本には、現在の所有権等について書かれていますので、確認して、財産目録を作成します。
