遺言書・相続

相続土地国庫帰属制度の創設について

令和5年が、はじまりましたが、ここ数年で、所有者不明土地の解消に向けて、不動産に関するルールが、大きく変わっていきます。 その中で、相続等によって土地の所有権を取得した相続人が、法務大臣(窓口は法務局になります。)の承認により、土地を手放し…

認知症セミナーについて

全国相続協会の事務局で、認知症セミナーがある情報を聞いて、熱田区役所へセミナーを聞きに行きました。 主催は、中村区にある偕行会城西病院で、1時間の講演でしたが、2部構成で、前半では、病院長の先生が、認知症の定義から、症状、基礎的な知識、診断…

無料相談会参加について

緑区ユメリア徳重で行われた、愛知県行政書士会名南支部の無料相談会に参加しました。 今月は、行政書士制度のPR月間で、緑区で行われた広報月間の相談会に続いて2回目の相談会になります。 晴れていて気分のよい一日でしたが、午前中に、先回、緑区でご…

生前贈与について

数日前の新聞に、政府、与党が2023年度税制改正で、子や孫へ、自分の財産を渡す「生前贈与」に関する税制の手続きを簡素化する方向で検討しているとありました。 煩雑な税申告の為に、亡くなった後に財産が相続されることが多く、現状では、個人資産の多…

広報月間 無料相談会参加について

10月は行政書士制度広報月間で、愛知県行政書士会でも、各地で無料相談会を行っています。私の所属する名南支部でも、管轄の区役所、市役所で無料相談会を行います。 私も熱田区役所の相談会には参加していましたが、今年は事前に日程を教えてもらい、緑区…

自筆証書遺言保管制度について

自筆証書遺言保管制度は、令和2年7月から運用が始まった制度で、自筆証書遺言が、相続人に発見されないことがあったり、改ざんされるおそれがあり、相続をめぐる紛争がおこるきっかけになる場合がある為、その解消策の一つとして、法務局が自筆証書遺言を…

チラシの配布について

業務の受任を目指してチラシを配ってきました。 2年間で、4000枚を配りました…いろいろ教えていただいている先輩から、お聞きしてはじめました…チラシは、枚数を増やせば増やすほど、1枚当たりの刷るコストは下がるのですが、あまりに多くても支払金額も高…

旧民法 家督相続について

今、現代に親族が亡くなると、様々な改正がされた現行の民法が適用されます。 現在の民法では、配偶者は、常に相続人となり、配偶者は、1/2の割合で、法定相続分があるということになります。 しかし、現行民法も、過去に変遷があり、今の制度となっています…

所有者不明土地の解消に向けて、不動産のルールについて

法務局へ行ったときに、不動産登記のチラシがあったのでもらいました。 民法・不動産登記法が改正され、相続等により取得した所有者不明土地の解消に向け、ルールが変わっていくそうです。 まず、所有者が不明なことにより、公共事業や、土地売買の停滞を招…

登記情報提供サービスについて

登記情報提供サービスは、法務局の法人や不動産の登記情報を、インターネットを利用して、ネット上で確認ができるサービスです。 法務局へ足を運び、証明書を取らなくても、登記情報のみが確認でき、料金も割安なので、非常に便利なサービスです。 ただし、…

自筆証書遺言保管制度について

遺言書は、自分が亡くなった時に、配偶者やこどもなどの相続人に、自分の財産を、誰に残すかを、自分の意思を残しておくものです。 15歳以上であれば、自分で遺言書を書くことができれば、手軽に、かつ自由に残す方法として、自筆証書遺言がありました。と…

遺言書の検認について

遺言書の検認は、遺言書を保管していた人、または、発見した人が、遺言者が亡くなった後に、遺言書を家庭裁判所に提出して、その内容を確認する手続きになります。 ただし、公正証書で作成したのものである場合、法務局で保管されていた自筆証書遺言の場合は…

法務局について

私の事務所がある熱田区には、車で10分程で行ける名古屋法務局熱田出張所があります。取扱時間が、午前8時30分から午後5時15分までで、お昼の時間も受け付けてくれています。 不動産や法人の証明書交付をおこなっています、また、法定相続情報一覧図…

全国相続協会会員名刺について

全国相続協会で無料相談会を行っていますが、その時に使う名刺を、一緒にやっている印刷屋さんに、つくってもらいました。 今回の名刺は、名前の字体が角ゴシックになっており、太字になっていて、見やすくなっています。さらに、名前の下に、電話番号が目立…

全国相続協会研修会参加について

全国相続協会の研修会があったので参加しました。 今回のテーマは、 不動産鑑定士が解説!相続で使う不動産価格の特徴と留意点 ~相続税申告と遺産分割のための評価の違い ~ で、不動産鑑定士の先生が講師でした。 相続の際、今でも、相続財産の中で、大き…

贈与について

今まで、通常の贈与は「暦年課税」で、1月からの一年間に贈与された財産の合計額が110万円を超えた時、贈与された側に、贈与税がかかります。贈与税は、申告書の提出と納税を、翌年の決まった期間に行います。注意しなければならないのは、相続税は、もらっ…

養子縁組について

養子縁組は、実子とは異なり、法的に親子関係をつくる制度で、一定の要件で養子縁組が成立すると、養子は嫡出子の身分を取得します。 養子縁組は、婚姻と同様、縁組をする意思と届出が必要とされます。 養親になる者は、成年者でなければならず、独身者でも…

行政書士記念日について

2月22日は「行政書士記念日」でした。 愛知県行政書士会では、新聞広告を掲載し、広報しました。 行政書士は、建設業や、外国人の在留資格に関すること、自動車の車庫証明、登録等の許認可に関わること、不動産の開発許可や、農地転用に関する許可・届出…

無料相談会参加について

緑区徳重ユメリアで、無料相談会があったので参加しました。コロナ下のまん延防止等重点措置の影響で、市民プラザのフリースペースが規制されており、人の出も少なかったです。 それでも、遺言、相続ののぼり旗を見て、相談に来られる方があり、先輩行政書士…

戸籍の文字について

相続業務の出発点は、相続人がだれかを確定させるところからはじまります…民法では、相続人について、詳しく定めていますので、だれが、相続人か、戸籍と照らし合わせて確認していくことになります。 戸籍ですが、最新の現在戸籍は、戸籍が「紙」から「コン…

法定相続情報証明制度について(その2)

法定相続情報証明制度で、相続関係の一覧図を作成するのですが、疑問に思った点があります。 ①親と子がおり、片親がすでに亡くなっており、もう一方の親が亡くなり、被相続人になった場合、一覧図には、すでに亡くなっていた親は載せず、被相続人と、子であ…

法定相続情報証明制度について

法定相続情報証明制度とは、戸籍謄本等に記載されている相続人に関する情報を一覧図にして、相続関係をわかりやすく、明らかにする制度です。 この制度は、法務局へ必要な戸籍謄本等の書類を提出して、法務局の登記官に、お墨付きの証明をもらいます。 証明…

相続手続きについて

相続の手続きについて、お身内の方が亡くなれば、まずは、葬儀を行い、火葬されるかと思います。火葬、法要を行うところまでは、葬儀会社が、しっかりと対応してくれます。 葬儀、火葬が行われ、喪に服した後に、故人の財産について、どうするかという相続相…

ゆうちょ料金改定について

あけましておめでとうございます! 先月、支部の研修会で、ゆうちょ料金の改定について、新しいことを知りました。 それは、定額小為替の手数料が改定されることです。定額小為替は、役所へ証明書の郵送請求をする際に、使うもので、普通郵便に現金を直接入…

遺言書の検認について

相続の業務、手続きをしようと思うと、色々とでてきます、例えば、相続財産の土地・建物の所有者を確認するためには、法務局を利用し登記事項証明をとります。また、相続手続きの中には、自筆証書遺言書の遺言書の検認があります。遺言書の検認は、家庭裁判…

ポスティングについて

3月に、ポスティング用にチラシを注文しました。事務所の周辺の戸建て住宅に、ポスティングしてきましたが、ようやく、すべて配りおわる目途がついてきました… ポスティングは、効率が良くないとは聞いてはいたのですが、今のところ、なにも反応がありませ…

全国相続協会11月の研修会参加について

今月のテーマは、 『新しい相続は家族信託と遺言』で、講師は、全国相続協会の発起人、世話人代表の大沢利充先生でした。 冒頭で、全国相続協会について、士業者の集まりであり、営利だけを目的とした団体ではなく、相続争いを未然に防ぐ方法として、遺言書…

家族信託について

家族に財産を引き継ぐための方法として、「家族信託」という方法があります。 たとえば、高齢の親が、委託者(財産を預ける人)となり、信頼できるこどもなど(受託者)に自分の財産(例えば自宅の土地・建物)を託して、委託者に代わり、財産の管理・運用・処分…

無料相談会について

無料相談会に参加すると、不動産の名義について、相続登記がされていない場合、どうしたら、変えれるかと相談を受ける時があります。 相続関係がはっきりしていなければ、法定相続人について調査が必要ですし、登記の現状がどうなっているかわからなければ、…

相続手続きについて

相続は、被相続人が亡くなることにより、はじまります。 ご家族がいれば、葬儀、火葬が行われ、役所には死亡届をだします。 昔であれば、今の時期に亡くなれば、年賀状は辞退する為、喪中のハガキを用意して、故人の死を悼んでいました。現代は、相続の開始…