成人年齢引き下げについて

 新年度に入り、4月1日から、民法の改正、施行により成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。世界的には、18歳を成人とする国が主流のようですが、日本では、100年以上前の明治9年に、成人年齢を20歳と定められていたようです。

 ところが少子高齢化も進み、生産年齢人口が減っている現状を踏まえ、若者にこれまでより早く社会参加してもらい、社会を活性化したいという事情もあり変更されました。

 私が若い頃は、大学生になっても、まだ、大人になっておらず、車を買うにも、親の同意が必要だったりで、大人とこどもの狭間を過ごしていた気がします。

 昔の元服の頃に比べれば幾分かは余裕がありますが、20歳になったら成人だと思っていた今のこどもたちにとっては、大人の事情で、社会のルールが変更されたのですから、大人たちの責任として、これから成人を迎えていくこども達を、しっかりとサポートすることが必要だと思いました。