固定資産税・都市計画税のご案内について

 確定申告が、所得税の納税についてのことでしたが、桜が満開になる頃になると、固定資産税・都市計画税の納税通知が来る季節になります。

 固定資産税・都市計画税は、1月1日現在、土地・建物を所有している人に納税義務があります。固定資産税の評価価格は、国が定める「固定資産税評価基準」に基づいて、1月1日の地価公示価格等の7割を目途として価格が決定されています。税額は、課税標準額に、名古屋市の場合、固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%を乗じた金額になります。固定資産税は、市町村税になるため、市から案内が来ます。

 固定資産税には、固定資産の価格が適正であるかどうかを、同一区内に所在する他の価格と比較して確認できる「縦覧」という制度があります。また、納税通知書には、税額を算出した課税明細書が、一緒に同封されていますので、所有している不動産の明細や、評価価格についても、興味を持って確認することが必要です。