介護保険について

 3月21日、中日新聞の一面脇に、介護保険料 増額の春という記事が載っていました。

 内容は、四月に見直される65歳以上の高齢者の介護保険料が、主要市の8割で、月額が6千円以上となる見込みとのことでした。

 先日、介護業界にいた方のお話を伺ったり、セミナーを拝聴する機会がありました。

 介護保険制度は、2000年4月にはじまりました。それ以前の老人福祉制度からの転換で、行政・社会福祉法人主体の税金を財源とした制度から、民間業者の参入と、税金、保険料、利用者負担を財源とした制度になりました。

 似た制度に、医療保険制度がありますが、異なる点は、介護保険は、利用するには、申請によって、介護や支援が必要かどうかの認定を受けなければ、サービスを利用できない点にあるようです。そして、その申請の窓口になっているのが、ケアマネジャーと呼ばれる方です。

 ケアマネジャーは、申請者ごとに、ケアプランを作成します。そして、ケアプランに沿って、サービス事業者がサービスを提供したり、市区町村からの給付管理が行われるのだそうです。