3月度名南支部研修会の件

3月29日(月)愛知県行政書士会名南支部の研修会が行われたので参加しました。

 テーマは『死後事務委任契約』の実務の手続きでした。

 死後事務委任とは、自分の死後に発生する事務手続きを、第三者にあらかじめ委任

しておく契約になります。

 自分が亡くなった後、どうするか考えたとき、財産があれば、その財産をどう分けるか、処分するかは遺言書を残しておけば、相続財産についての分配は、指定することもできます。

 しかし、身の回りを世話をしてくれる人がいない場合、自分が亡くなった後、自分の死後の手続きをしてくれる人がだれもいない時、納骨や遺品整理をどうしてもらいたいのかを考えて、依頼者と契約書を交わして、備えておくという内容でした。

 講師の先生の、実体験に基づく研修だったため、時間軸の流れがよくわかり、とても、わかりやすい発表でした。契約書を交わしつつも、契約締結時には、わからなかった問題も発生することがあり、それにいかに柔軟に対応できるのかも、大切なポイントだとわかりました。