損益計算書について

 先週、名南支部の研修会で、建設業の決算書について聞いてきたので、興味をもっています。

 商売の基本は、まずは、売上から仕入を引いて残る利益がどれだけ残るかで、粗利と呼ばれる売上総利益があります。そこから、事業を営むのに必要な経費である、販売費及び一般管理費を引くと営業利益になります。

 一日に、10万円の売上があるお店が、商品の仕入に3万円かかっていれば、粗利は、7万円になり、お店の維持に必要な、店舗の家賃や、働く人の給料が、5万円かかれば、営業利益は2万円ということになります。

 建設業の研修会で聞いた中では、建設業の特殊な要因として、建設工事が長期にわたる場合があること、未完成工事の扱いや、入金も変動するといったことにあるようです。建設会社の社長や、現場監督が、建設工事の工程を円滑にすすめながら、財務面にも気を配る必要があると感じました。

 現在のコロナ下の中、飲食店が、売上が5万円になってしまったら、営業利益がでない状態になっているのだと思います。平常な状態になる日を望んでやみません。