HACCP(ハサップ)の考え方を取り入れた衛生管理について

 令和2年6月1日から、食品衛生法が改正でHACCPが制度化されました。

原則として、全ての食品等事業者が、取扱う食品の特性や営業の規模に

応じて、取組みが必要になりました。

 改正以前でも、某ファーストフード店でハンバーガーを食べると、包み紙に

HACCPと書かれていたのを見かけたことがありました。大きな食品製造工場では、

製造工程で、どこが、なにが危ないかを事前に把握し、重要な工程では、

集中して管理することが行われていました。

 そのHACCPの考え方を取り入れることが、一般の飲食店でも求められるように

なったのです。現在は、経過措置中ですが、1年以内に、温度管理等の手順を定め、

記録を行うことが必要になってきます。現在は、コロナ禍の中にあり、一般の

飲食店も、以前にも増して、店内、調理場の衛生管理には力を入れているとは

思いますが、管理計画を作成し、記録していくことが必要になりますので、

そのお手伝いができるよう準備をしたいと思います。