改正食品衛生法について

 5月18日、愛知県行政書士会で改正食品衛生法の研修会がありましたので、ZOOMで拝聴しました。

 昨年暮れから、6月1日を期限として、小規模な飲食店等でも、HACCPの考え方を取り入れて衛生管理を行わなければいけないことは、しばしば取り上げられていましたが、それ以外にも、食品を扱う営業者に対する営業許可制度も、大きく変わるようです。

 これは、昭和47年以降、見直しが行われていなかった今日の営業許可制度を、現代の業種に分類しなおしたり、複数の許可をとらなければいけない場合の、煩雑さを、現代にあうように、アップデートするものになります。

 許可制度も、今まで都道府県、大規模市で、それぞれ条例で行われていた行政の枠組みも、国を主体として、基本を日本の統一基準で運用していこうとしているようです。

 ですので、更新前は、都道府県単位での営業許可だったものが、更新後は、国の営業許可に変わりますので、複数の営業許可を持っている場合や、営業許可の見直し等を考える際には、注意が必要です。